3月8日(木) 建設学院 修了式

 

無事に修了式を迎える事ができた生徒 6人。

毎年そうですが、今年度も それぞれ異質な6人でした。

 

 

土肥に事業所がある彼は、訓練期間を学院の近隣に部屋を借りて通学してました。 全く別の業界に身を投じてきた30代の彼は、当学院に在籍中に40代になりました。 『土木は全く無知で、機械の運転も初めてだったため、入校当初は不安ばかりでしたが、学院で色々な資格を取得しながら、一番の喜びは2級建設機械施工という国家資格を1発で合格できたことです。学院で学んで自信に繋げる事ができました、本当にありがとうございました。』 と挨拶してくださいました。

 

 

 

18才で入校してきた彼は、当学院在籍中に19歳に。 彼の実家は富士宮にあり、学院までの遠距離をよく頑張って通ってくれたと思います。平成23年度は悪天候の日が多く、台風の影響等で通学が困難だったことも本日を迎えたことで報われたのではないでしょうか。 「色々な資格と免許の取得が有り難く、これからの仕事に活かしていきたいと思います。」 と挨拶してくださいました。

 

 

 

普通免許も所持していなかった彼は、送迎に協力してくれる仲間に恵まれて、学院在籍中に普通免許を取得し、機械の運転免許はもちろん、各資格も優秀な成績で取得されました。そして修了式では、県知事より表彰状を授与して頂くまでに。過去の就業経験が無い彼は、資格の取得を自信に繋げて事業所での現場経験へと臨みました。 「取得資格を腐らせることの無いように今後を活動していきたいです。」 と挨拶してくださいました。

 

 

 

6人中、3人は仕事の関係で都合が付かず止む無く欠席でした。

1人は中国から、1人は沖縄から浜松の事業所から通学していました。

1人は資格を取得するごとに、所属している事業所内での立場も責任も重くなっていた為、修了式当日は現場を離れることができないほどの存在に。

 

 

 

修了式という日は、会社に、いえ、社会に無くてはならない人材育成に携われている喜びを感じる日でした。